価格が安いだけでなく選択肢が幅広い

工事現場

中古クレーンの特長は価格がリーズナブルで、さまざまな機種から選択できることです。今現在において販売している機種が使いにくいという人も一部にいるため、あえて中古クレーンを購入する建設会社があります。中古であっても年式が比較的新しいものであれば、新車とあまり性能は変わりません。近年のクレーンは劇的に使いやすくなっており、少し古い程度では使い勝手の悪さは感じないでしょう。中古クレーンは安価なので、予算内でより多くの台数を導入できるのもメリットです。中古クレーンを貸し出している企業の場合ですと、自社所有の車両が多ければ多いほど、依頼が増えるという特徴があります。企業の利益を安定させるという意味でも、台数を増やすメリットは大きいわけです。

高年式か低年式かで選ぼう

中古クレーンを選ぶときは、高年式や低年式かが大きな指標になるでしょう。高年式タイプは新しいのでエンジンパワーに余力がある、各種機能が充実している、故障のリスクが低いなどの特徴があります。中古クレーンはほとんど使用していなくても、中古になった時点で新車より値がかなり下がります。新車にこだわらないのであれば、高年式の中古を選択するメリットは大きいです。低年式タイプは車両が古くなる分だけ価格が抑えられており、なるべく多くの台数を導入したい状況で適しています。クレーンの機能が成熟化した現在では、排ガス規制に接触するといった相当な低年式車でなければ作業をするうえで支障は出ません。

走行距離は選ぶときの指標に

一般的な乗用車と同様に中古クレーンの場合も、選ぶときは走行距離に着目したいです。中古クレーンの買取や販売をしている会社では、小型から大型のクレーンを用意しており、車体が大きいほど耐久性が上がる傾向があります。そのため走行距離が同じであれば、中型より大型車両のほうが程度がよいと予測できるわけです。車体サイズが同じ中古クレーンから選択する場合は、走行距離数がそのまま程度を表す指標となります。中古クレーンの購入では信頼できる店舗を選ぶことが大切で、これはメーターの改ざんなどをしていないためです。走行距離が非常に少ないのに車両の程度がそれに見合わないという場合、メーター改ざんのリスクが高くなります。車両の整備やメンテナンスは私たちの目の届かないところで行われているからこそ、信頼できる店舗を選んで中古クレーンを購入してください。車両の程度を確かめるためには、試乗をして乗り心地や動作確認をしてみるのもおすすめです。

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