動作に問題がないか確認すること
中古クレーンを購入したいと考えている場合に、必ず確認しなければならないポイントがクレーンの動作に問題がないかということです。クレーンの動作確認といっても、動くかどうかだけで終わらせてしまう方もいます。しかし動くかどうかという点だけではなく、滑らかに動くのか、止めるタイミングも問題がないかなどの点の確認が必要です。通常時だけではなくエンジンの回転数を上げたときの動作確認をしっかりと行っておくと、購入後にトラブルが起きるリスクが下げられます。また不足のトラブルが起こった場合に備えて、制動性能の担保が行われているかという点も合わせて確認するようにしましょう。エンジンのアイドリングに問題がないかチェックすることも大切です。
点検整備記録簿の大切さ
中古クレーン車の購入で大切なポイントの1つが、点検整備記録簿がついているかどうかです。点検整備記録簿から、問題なく乗れそうな中古クレーン車かどうか判断できます。比較的新しい車両で記録簿がないという場合であっても、販売店のスタッフに質問をするなどの方法で、車両の安全性に問題がないか確認するようにしましょう。事前に確認するべき点を整理しておくことで、チェックミスを防ぐことにつながります。
補強版や安全装置を確認しよう
中古クレーン車の購入で注意が必要なポイントの1つが、補強版がしっかりとついているかどうかです。後付けタイプのクレーンだと、鉄板を加工して取り付けているだけで、十分な強度が保たれていない場合があります。またアウトリガの状態や安全装置が問題なく機能するかという確認も大切です。補強版の強度や安全装置の少しの違いによって、大きなトラブルにつながるリスクもあります。安心して中古クレーン車を使うためにも、しっかりと確認することが大切です。
